「triplaチャット宿泊予約」がホテルグレイスリー銀座にて導入開始

tripla株式会社 (本社: 東京都中央区、代表者: 高橋和久・鳥生格、以下tripla)
「triplaチャットボットサービス」を展開する、triplaが開発した「triplaチャット宿泊予約」機能を2018年8月1日に藤田観光株式会社 (本社: 東京都文京区、代表者: 瀬川章、以下藤田観光)が運営するホテルグレイスリー銀座にて導入開始となった。導入に伴い、お客様はチャット画面から他へ遷移する必要なく、ワンストップで宿泊予約を行うことが可能となった。ホテルグレイスリー銀座は、主に宿泊前のお客様からのお問合せ対応を多言語(英・繁中・簡中・韓・日)でAIと有人オペレーターが回答を行う、「triplaチャットボットサービス」を2017年5月より導入している。運用する中で、宿泊前のお客様から最も比重が大きかったお問合せ分野が「宿泊予約」に関する質問であった。「空室状況の確認」、「最適な宿泊プラン」、「最適な部屋タイプ」、「予約方法」に関するお問合せが予約関連に該当する。これらの予約に関するお問合せを実際の予約へ転換すべく、triplaは、宿泊をチャットボット内でワンストップ予約できる機能開発を行ってきた。
具体的には、宿泊在庫を一元管理するサイトコントローラーと、triplaが連携を行うことで、チャットより予約が入るとサイトコントローラーで管理されている共通在庫から引き当てが実行される仕組みだ。2018年8月1日時点で連携可能なサイトコントローラーは「手間いらず」と「TLリンカーン」である。いずれかのサイトコントローラーを使用している宿泊施設ではtriplaを導入することで、チャット宿泊予約対応がすぐに可能になる。今後、「ねっぱん」と「らく通with」の順で順次サービス拡大を行っていく。
導入に携わった藤田観光の関係者の皆様より、フィードバックをいただいた。「チャットでお客様からの宿泊予約を承ることができるのは画期的。この機能を活用して自社ウェブサイトからの予約率の向上につなげていきたい」とWHG事業グループ・マーケティングチーム担当課長・渋谷様、「チャットサービス導入時に兼ねてから導入を希望していた宿泊予約サービスが導入されて非常に嬉しく思います。今後、お問合せからの予約率を細かく確認し、予約率向上の為に施策を増やしていこうと思います。」とホテルグレイスリー銀座 運営管理課長・石井様よりコメントを頂いた。
triplaのセールスマネジャーの岩田は、「5月21日に『triplaチャット宿泊予約』を開発完了後、多くの施設様より『triplaチャットボットサービス』のお申込みを頂いております。5月から6月にかけて100近くのホテル・旅館様よりお申込み頂きました」、と胸を張る。
triplaでは、2018年7月31日時点で「triplaチャットボットサービス」を導入済みの230施設に対して「triplaチャット宿泊予約」機能の導入を順次行っていく。また、今後「triplaチャットボットサービス」に導入いただく宿泊施設は、「triplaチャット宿泊予約」機能をサービス開始と同時に展開していく。

「triplaチャット宿泊予約」機能の導入に伴い、triplaは、チャットボット内のUX/UIの改良も行った。これまでテキストのみでのチャットコミュニケーションに限定されていたが、UX/UIの改良に伴い、画像の共有が可能になったのと共に、ボタン機能が追加され操作性の改善を行った。また、「メニュー」から宿泊予約機能やAIへの質問等が選択できる。

今後は、旅行関連商品の予約機能の拡充も実施していき、宿泊施設のウェブサイトからあらゆる旅行関連商品の予約が可能となる。